第27回「河津桜まつり」は2017年の2月ごろ開催予定
伊豆の桜と言えば河津桜というくらい、毎年数多くの観光客が訪れています。
河津桜はそれ自体が桜の品種であり、名前の由来でもある、静岡県賀茂郡河津町でその原木が見つかったことからその名前がつきました。
あなたもこの河津桜を観に訪れてみませんか?
河津桜の特徴とは?
原木が1955年に見つかったということから河津桜の歴史はそれほど古いわけではありません。
実際に品種として河津桜が命名されたのはそれからさらに年月が経って1974年です。
なぜ原木の発見がこれほど遅くなってしまったのかというと、原木はもともと存在していたわけではなく、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種と言われています。
それでもこの短期間の間に河津川を彩るほど植樹ができたのはその地に住む人々の努力のたまものといってもいいかもしれません!
それから河津町では植樹に励み、河津駅から河津川に沿って3キロの河津桜の並木が続いているのはまさに圧巻です!
開花の時期は?
河津桜は桜の中でも開花時期が早く、河津桜まつりは2月の上旬から3月の上旬までの約1ヵ月間開催されています!
見頃の期間が長いことから静岡県だけではなく、県外からも見物に訪れ、この時期は人では大賑わいとなります。
また、毎年桜まつりの開催時期は上記のように決まっているのですが、年度によっては後ろに大きくずれることもあります。そのときは「かわづ春うららまつり」と名前を変えて約一週間開催されています。
一度は訪れたい河津桜まつり!
河津桜を初めて見る人はその濃いピンク色に驚くかもしれません!
通常のソメイヨシノやヤエザクラの淡いピンク色に慣れていると、
その鮮やかなピンク色がものすごく特徴的に感じられると思います。
そして、河津桜まつりは1カ月以上開催されているため、その分訪れる観光客を楽しませるようなイベントもたくさんあります!
例えば人気の夜桜ウォークは300人限定となっていて、すぐに予約でいっぱいになるほどの盛況ぶりです。
夜桜ウォークに参加できなくても、夜間は桜並木がライトアップされるため幻想の世界に連れていってくれます♪
また、多くの露店のにぎわいも河津桜まつりに彩りを添えてくれます。
アクセス方法について
アクセスですが、電車では、熱海を目指すことになります。熱海から伊豆急行で河津駅までは1時間20分です。
①スーパービュー踊り子号(L特急踊り子号)で行く場合
東京から河津までは約2時間30分
※踊り子号は今井浜海岸には止まりません。
②新幹線を利用し伊豆急行に乗り換える場合
東京から熱海まで約50分、新大阪から熱海まで約3時間10分
熱海から伊豆急行に乗り換えて河津まで約1時間20分
車では以下のルートで行くことになります。
①東名高速道路から熱海ビーチラインを経由するルートの場合
東京→厚木インターチェンジ→小田原→熱海まで1時間25分
熱海から河津まで1時間20分
②名神高速→東名高速→天城踊子ラインを経由するルートの場合
大阪→名古屋→沼津インターチェンジまで4時間30分
東京から沼津インターチェンジまで1時間20分
沼津インターチェンジ→修善寺→河津まで1時間30分
河津桜まつりはバスツアーで!
河津桜はもちろん個人で電車や車、もしくはバスを乗り継いでいくことも可能ですが、河津桜まつりが開催される時期は交通も混雑し、待ち時間でへとへとに・・・なんてことにもなってしまいます。
これではゆっくりお花見を楽しむことはできませんよね。
そんなときにお勧めしたいのが旅行会社で企画されているバスツアーです♪大手旅行会社では日帰りバスツアーをメインに河津桜ツアーが催行されています。
バスツアーのメインはもちろんお花見になりますが、地元のグルメや観光も楽しめるため、お花見以外にも楽しみたい!という方にはツアーがお勧めです。
あなたも河津桜に酔いしれながら、グルメや観光も一緒に楽しんでみませんか?